a theater


クルクル回って足が縺れても倒れる事は許されず
これは喜劇か、はたまた悲劇か

観衆はただの一人も居ないのに休む事は許されず
これは歓喜か、はたまた苦痛か

滑稽な姿でも
無様な姿でも

私は演者、そして演出家

笑い、泣き、怒り、悲しみ、悩み、苦しみ、そして喜びに歌う

観客がただの一人も居なくてもクルクル回り続けなければならない
私だけの舞台で、私だけが上がれるこの舞台で

喜劇であっても、悲劇であっても
歓喜であっても、苦痛であっても

私だけの舞台で私にしか演じられない自分を演出してクルクル回る

考える暇なく私はクルクル回る
悩む暇なく私はクルクル回る

Writing by:とうこ / 2015年05月04日