sense

過保護 / / 何故涙は枯れてくれない


だらりと投げ出した四肢の末端から
ジワジワと喰われていくような

私を支配している私を支配する感覚

自分の身体が自分のモノじゃない
意識はあるのに何処かに飛ぶような

何かに侵され違うモノに成り代わっていく感覚

このまま喰われ続けて中心に辿り着けば
この世界から忽然と姿を消すような

お前なんか居ても居なくても、と
誰かが言ったような気がした

私を支配ている私が支配された感覚

私なんか居ても居なくても、と
頭の何処かでリフレインする

Writing by:とうこ / 2015年09月08日


過保護 / / 何故涙は枯れてくれない