痛みを吐くように


もういいじゃないか、と

貴方が言ったのか
私が言ったのか

どちらが言ったのか

音に弾けて目を伏せたのは貴方が先だったのは覚えている

すれ違った想いが
ささくれた心が

悲鳴を上げて
重苦しく泣き出した

もういいじゃないか、と

貴方も声にしていた
私も声にしていた

音に弾かれて不揃いだった想いが重なる

Writing by:とうこ / 2015年04月26日