貴方に殺められる至福


壊れた心で私を抱き締めて
貴方はとても優しく笑って

繊細な指を私の喉に絡めて
貴方はとても優しく笑って


憎しみを込める


待ち望んでいた至福の瞬間に
目を閉じた

どこで間違ってしまったのだろう
どこで歪んでしまったのだろう

どうして私は貴方の心を殺してしまったのだろう
もう考えても悔やんでも遅いのに


最後に貴方に触れたい
この願いは許されるだろうか


目を開くと

貴方は無表情で涙を零した

Writing by:とうこ / 2015年04月14日